おもちゃのルーツをたどったドイツ旅③ エッセン

おもちゃのふるさとザイフェンの様子はこちらから→https://icarus-gameandtoy.amebaownd.com/posts/3186113

ザイフェンで二泊した後は、出発地点のデュッセルドルフまで逆戻り。再び10時間のドイツ横断の大移動です。


移動中の車窓はずっとこんな感じ


なぜ再びデュッセルドルフに戻ったかというと、近郊の工業都市エッセンで「エッセンシュピーレ」という、年に一度の世界最大のボードゲームメッセに行くためです。ヨーロッパをはじめとした、世界中のゲームメーカーが新作を持ち寄り参加しています。もちろん旧作もたくさん販売され、市場価格よりかなり安く手に入ります。



子供向けゲームに強いドイツの大手メーカー「HABA」のブース。子供たちでいっぱい


もちろん覚悟はしておりましたが凄まじい人の数。人気ブースでは全く身動きが取れないほどです。スリが多発しているのもうなずけます。そしてそれ以上に辛かったのは、実は臭い。密閉されたメッセ会場に人々の熱気と体臭が相まって鼻をもたげるような臭いが充満していてかなり堪えました…。匂いに耐えながら3時間ほど散策しました。


知育系ゲームで急成長のフランスメーカー「ギガミック」。真ん中には巨大クアルトが

中国・韓国メーカーも多数出展してました。


印象的だったのは、お客さんの層。ビジネス用途だけに限ったのメッセではないこともありますが、男性から女性、子供からご老人まで非常に参加者の幅が広かったです。日本でもビッグサイトなどでメッセのような催しは行われていますが、やはりゲーマーの方々、男性層に偏った参加者になっていると思います。エッセンは家族ぐるみと思われる参加が多く、日常の中にボードゲームを通じての遊び、コミュニケーションの文化が浸透しているのかなと感じさせられました。日本でもそんな日が来ればいいなぁ。


大人も子供も一緒になって大はしゃぎ


気になるゲームが山のようにありましたが、選びきれないし木のおもちゃでキャリーケースがいっぱいなこともあり、お気に入りを一つだけ買って帰ることに。HABA社の今年の新作、「CONEX」を購入しました。日本には来年に入ってくるかな?ルールはまた後日ブログに掲載します。


エッセンをもって、長かったような一瞬だったようなドイツ旅もおわり、デュッセルドルフから日本に帰国しました。なんとかまた時間を確保して、いきたいですね。


いかろす

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